教育方針

ワーキングプアの現状と未来

保護者の皆様と同様の方法では、今後生きていけないかも・・・

これからの時代に生じてくるであろう、様々な格差については、前回お話しした通りです。それにより、経済格差が半端なく発生することが予想されます。

いい学校に入って、就職するという、一連の流れすら崩壊しそうな勢いです。私たちが入社するころは、大卒の初任給が400万円程度でした。そこから経験と技術によって上昇するはずでした。しかし、業界によっては、不況の波にのまれ、上昇するどころか、下がる傾向になってきつつあります。一時期、年収300万円時代といわれていたのですが、最近では、「年収200万円時代」というワードがあちこちで見られるようになりました。

そして、いつしか、「ワーキングプア」という言葉も定着している現代です。言ってしまえば、「早く入ったもん勝ち」なのです。しかし、今の子供たちは、いち早く入ろうとしても、物理的に入れません。ワーキングプアの波は容赦なくやってきます。

そこで、今の20代、30代の人たちは、「雇われる」という概念を捨てている人が非常に多いのも事実です。実際にIOT技術を駆使できるのは、この20代、30代なんです。訳の分かっていない年上から、仕事もできないくせに威張られて、心をすり減らすくらいなら、1人で社長になった方がいいじゃん!という考え方が主流になっているのをご存じでしょうか?

そして、数多くの若者が成功しています。従って、平均年収はほとんど下がっていません。ただ、格差がものすごく広がっているだけなのです。

そして、その若者たちはどうするかというと、節税対策や子育てのための価値観が整った海外、とくにシンガポール、香港、ドバイなどに集中しています。せっかく稼いでくれても、日本国に還元されないのです。そこで、日本もようやく重い腰を上げ、高所得者の税率引き下げを行うことにしたようです。

この事情をサーチできていない低質なマスコミは、また「金持ちばかりいい思いをする政策」と批判していました。

つまり、これから求められる人材、ひいては勝ち組といわれる人材は、高学歴でも頭がいい人でもないのです。時代をサーチできる人、そしてとるべき行動、手段を即決し、素直に真剣に取り組む人ほど、多くの収入を得るでしょう。

これからは、「早く入ったもん勝ち」から「早く動いたもん勝ち」になります。そのような人材を育てる方向性を、塾でも示していかねばならない世の中になっているのです。一番遅れているのは、その子供たちを導く大人の質でしょう。

今が岐路です。威張ったり、まじめだったりでは、食っていけない世の中が来ます。中学校でスマホの使い方くらい教えるようになれば、少しは変わるでしょうけど・・・。

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