教育方針

時代の変化が早すぎる!どうする人間???

飛び級制度とその逆を導入せよ!

またまた、いきなり衝撃的なタイトルから始まりました。いわゆる「飛び級制度」を導入している国がいくつもあることは、御存じかと思います。

日本でも早く導入せよ!という声もありましたが、最近は聞かなくなりました。なぜなんでしょう???個人的に、飛び級制度は、必要だと思います。当然、優秀な人材を早く世の中に輩出するということは、社会にとっても大きいですし、個人の可能性をさらに引き出すことにつながるでしょう。

しかし、「飛び級制度」だけでは、不十分だと思っています。その逆、つまり「能動的留年制度」とでもいいましょうか・・・。これも必要だと思います。

人それぞれ、個性というものがあります。その個性を活かす社会をつくろうといわれて、もう半世紀近く経つのではないでしょうか?しかし、その根本となる教育制度、いわゆる義務教育は、マイナーチェンジを重ねるのみで、根本的には昭和、つまり、「高度経済成長期」に必要な人材づくりのまま、令和に突入しているのが現状ではないでしょうか?

優秀な人材を早く社会に輩出するシステムも大切ですが、こと学問だけにこだわるのであれば、得意不得意も当然あるでしょうから、例えば、能動的に「もう1回小学6年生をやります!」的なシステムも同時に必要でしょう。

AIの時代だからこそ、「人」を大切にする時代に

このままいけば、優秀な人材のみが生き残るように、「デジタル社会」と呼ばれる怪物は、人間社会を、いわゆる弱肉強食の世界に戻してしまうことでしょう。こんな時代だからこそ、本当に「人」と向き合い、「人」を知り、「人」として生きることができる社会づくりに、「デジタル社会」を活用していただきたいものです。

私自身も第2次ベビーブーム、別名、「氷河期世代」の真っただ中に生まれてしまったのですが、そのころの家庭と、今の家庭を比べてみると、相対的に考えて、もう、十分すぎるくらい、便利になってしまっています。

正直、これ以上、便利にならなくてもよくないですか?これ以上、何が欲しいですか?お金ですか?かっこよくて高い車ですか?地位も名誉もお金もプライドも、すべて、今のまま続くはずはありません。時代は急速に変化しています。個人的には、どちらかというと悪い方向に進んでいるように思えてなりません。

何が?といわれると、困ってしまうのですが、とにかく「人」が「人」として生きにくくなってきてる感じはします。なんというか、窮屈な感じで、また、便利、デジタルという言葉に支配されてしまっているような、そして、「人」がどんどん無能化しているように思えてなりません。

こんな時代の変化、そろそろ終わりにしてほしいです・・・・。今こそ、「心」が大切だと考えています。人間らしさをもっともっと追及して生きていきたいです。

この考え方を同じくしていただける方は、ぜひお問い合わせください。遠方でも構いません。お話ししましょう!

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