お知らせ

学習塾の活用法!

こんばんは。前回の続きです。

まず、学習塾を存分に活用するためには、お子様の学力を把握することが、もっとも重要であるように思います。

学校の定期テストや学力テスト、通知表などなど、成績を定量化した資料は、たくさんあると思います。どのように把握してよいのかわからない場合は、ここでも、学習塾を活用してください!!!

まずは、それらの成績資料を持ってきてください!(リモートの場合は、なかなか難しいかもしれませんが・・・)成績の見方や現状などを説明し、今後どのように生徒さんと接するべきかなど、いろいろとアドバイスできると思います。この対応をしてくれない塾は、個人的には、論外だと思います。

次に塾の役割ですが、大きく分けて3つあると思います。

1つ目は、「学校で習った内容を、再度復習すること」です。これが、一般的な塾の活用方法だと思います。しかし、ここで肝心な要素があります。

バカみたいに宿題を出して、指導した気になっている塾も論外です。

塾とは、本来「自分は何が分かっていないのか?を知る場所」です。ですから、塾サイドとしては、効率よく自ら勉強に取り組むことができる方法を伝授すべきです。

これは、指導に当たる先生たちのバックボーンが思いっきり反映されると思います。塾の先生は、いかに効率よく、自分に向き合う方法を教えていくかが、重要です。ということは、先生自身が、いかに勉強に向かい合ってきたかが、ダイレクトに反映されます。

「定期テスト予想問題!」などを作っている暇があったら、このある種命題について、しっかりと考えるべきではないでしょうか?

2つ目は、「学校で習った内容から、より発展的な内容を学びたいということ」です。

これについては、「自分がどこが分からないかを知る」という作業に加えて、「問題を考える癖と能力を高めていく」必要が出てきます。必然的にアドバイスも変わってきますし、生徒さん自身の認識も改めていく必要があります。

こういった生徒さんの大半は、学校で習った内容を自分なりの方法で日々努力をしています。ですから、これからの短期・中期的な学問の流れを説明して、把握してもらいながら、現状、どのような努力をしていくかというアプローチが必要になってきます。

もうお分かりと思いますが、こういう生徒さんは、標準以上の学力をすでにお持ちです。ですから、ある程度の塾に通っても、成績はそれなりに伸びるでしょう。しかし、もっと自分の成長を望んでいる生徒さんは、ぜひ、うちの塾に実際に来てください!また、リモートでもきっかけになるようなアドバイスをこれから実施していくつもりです。

3つめが、最も厄介なパターンなのですが、親が生徒さんの通わせる塾を、成績が上がらないことを理由に変えてしまうことです。

この場合、生徒さんは、ほとんどの場合、いやいや行ってます。とうぜん、何の成果もあがりません。宿題1つ取ってみても、やり方があります。

また、バカな塾にありがちですが、全部宿題をしないと、居残りとか、確認テスト、万点取るまで帰れません!など、正直言って、頭悪いですね。

塾でそんなことやっても、生徒さん本人が、学ぶことに対して積極的になるとでも思っているのでしょうか?逆です。

また、親御さんにも1つ注文があります。「勉強しなさい!」と低次元なお叱りを受けた覚えはありませんでしょうか?

これこそ、「禁句」です。また、頻度にもよりますが、子どもに勉強してほしければ、どうすればいいのか?「勉強しなさい!」といって、生徒さんが勉強するなら、塾なんていりません。

この「禁句」の頻度にもよるのですが、何度も何度も言われると、人間、やりたくなくなるのは当然で、しかも、「勉強」というものを、思いっきり嫌いになります。他の学びも拒絶してしまいます。まさに、悪循環です。

一見、「過干渉」と思われるかもしれませんが、成績を上げたければ、親として、それくらいの努力は当たり前です。それが無理なら、他にもいろいろと、生徒さんたちが楽しんでやっていることを伸ばしてあげるのがいちばんではないでしょうか?

以上、最近気になったことでした。

関連記事